就労移行支援でデータ入力・事務スキルは学べる?学習内容・向き不向き・就職先まで完全解説

この記事は、サービス管理責任者の市原 早映が監修しています。

データ入力や事務の仕事に興味を持ったあなた。でも、こんな疑問を抱えていませんか?

  • 「パソコンがほとんど使えないけど、本当に大丈夫?」
  • 「体調に波があって毎日通えないかもしれない…」
  • 「資格も経験もないけど、就職できる?」
  • 「在宅でも訓練を受けられる?」
  • 「40代・50代でも受け入れてもらえる?」

データ入力・事務スキルに対応した就労移行支援事業所なら、パソコンの電源の入れ方から、実務で使えるレベルまで、段階的に学べます。在宅訓練に対応している事業所も多数あります。

【重要】データ入力・事務スキルは比較的多くの事業所で対応していますが、カリキュラムの充実度には大きな差があります。基本的なタイピング練習のみの事業所から、実務レベルのExcel関数やデータベース操作まで教える事業所まで幅広いため、事業所選びが非常に重要です。

目次

就労移行支援でデータ入力・事務スキルを学ぶ3つの大きなメリット

1

経済的負担がほとんどない

  • 利用料:前年の世帯収入(本人と配偶者)に応じて決定(多くの方が無料)
  • 最大2年間の利用が可能
  • 基本的なPC・ソフトウェアは事業所が用意
  • 教材費も利用料に含まれる
  • 交通費補助のある事業所も存在

民間のPCスクールは10万〜30万円かかりますが、就労移行支援なら前年の世帯収入に応じた負担額のみ。住民税非課税世帯なら完全無料で学べます。詳しくは就労移行支援の料金・自己負担をご確認ください。

2

個別サポートで確実にスキルアップ

  • 学習進度に応じたカリキュラム調整
  • 定期的な個別面談でモチベーション維持
  • わからないところは何度でも質問可能
  • メンタルヘルス面でのケアも充実

あなたのペースに合わせた個別学習が基本です。「他の人についていけない」という心配はいりません。

3

学習から就職まで一貫サポート

  • スキル習得から就職活動まで一貫支援
  • 履歴書・面接対策も充実
  • 企業実習・インターンシップの機会
  • 就職後の定着支援も継続(6ヶ月〜3年程度)

独学との最大の違いは、就職後まで見据えたサポート体制。データ入力や事務職は障害者雇用枠での求人が比較的多く、就職実績も豊富です。


未経験・初心者でも本当に大丈夫?

  • 多くの利用者が、PC未経験またはほぼ未経験の状態からスタート
  • マウスの使い方、キーボードのホームポジションから学習
  • タイピングは1日15分の練習から開始
  • 理解度に応じてペース調整可能

就労移行支援を利用する方の大半がPC初心者です。「パソコンを触るのが怖い」という方でも、段階的に慣れていけるカリキュラムが用意されています。電源の入れ方、マウスの持ち方といった本当の基礎から教えてもらえるので、焦る必要はありません。


自分の障害特性でも受け入れてもらえる?

特性別の相性と配慮例

特性 相性 配慮例
集中力の持続が難しい 25分作業→5分休憩のサイクル導入、タスクの細分化
対人コミュニケーションが苦手 一人で黙々と作業できる環境、チャットでの質問対応
こだわりが強い・細部にこだわる 正確性が求められる作業で強みに、チェックリスト活用
体調の波がある 在宅訓練併用、短時間からの段階的訓練、休憩時間の柔軟な設定

データ入力・事務職は、対人コミュニケーションが少なく、正確性とコツコツ続ける力が評価される分野です。多くの方の特性と相性が良い場合が多い仕事です。


データ入力・事務職に向いている人・向いていない人

こんな人におすすめ

  • 同じ作業を繰り返すのが苦にならない
  • 細かいミスに気づくのが得意
  • 一人で黙々と作業するのが好き
  • ルールや手順が決まっている仕事が安心
  • 数字やデータを扱うのに抵抗がない
  • コツコツ続けることが得意

上記で3つ以上当てはまれば、データ入力・事務職はあなたに向いている可能性が高いです。特に「同じ作業を繰り返すのが苦にならない」「細かいミスに気づくのが得意」の2つが当てはまる方は、適性が高いと言えます。

注意が必要な人

  • マルチタスクが求められる環境が苦手な方:事務職でも電話対応など複数業務を同時にこなす場合がある
  • 長時間同じ姿勢でいるのが辛い方:デスクワーク中心のため、適度な休憩やストレッチが必要

これらに当てはまっても、配慮や工夫次第で十分に活躍できます。事業所で相談しながら自分に合った働き方を見つけていけます。


在宅ワークは可能?リモート事務の現実

  • 障害者雇用枠でのフルリモート求人は、全体から見るとまだかなり少ないのが現状
  • 週1〜2日在宅のハイブリッド型は増加傾向
  • 完全在宅は実績・信頼関係構築後に移行するケースが多い

データ入力や事務職は、業務内容的には在宅ワークと相性が良い分野です。ただし、障害者雇用枠では「まずは出社して仕事を覚える→信頼関係ができたら在宅へ移行」というパターンが一般的です。最初から完全在宅を希望する場合、選択肢は限られます。

在宅訓練で身につけるべきスキル

  • セルフマネジメント能力(時間管理、進捗報告)
  • チャットツール(Slack、Teams)でのコミュニケーション
  • クラウドストレージ(Google Drive、OneDrive)の操作
  • Web会議ツール(Zoom、Google Meet)の使い方

就労移行支援の在宅訓練では、これらのスキルも並行して学べます。


具体的に何をどう学ぶのか?

学習内容の例(段階別)

基礎段階(1〜3ヶ月目)
  • タイピング練習(ホームポジション、ブラインドタッチ)
  • Windows基本操作(ファイル管理、フォルダ整理)
  • Word基礎(文書作成、書式設定、表作成)
  • Excel基礎(セル操作、簡単な関数SUM・AVERAGE)
  • ビジネスメールの書き方

「パソコンに慣れる」「基本操作を身につける」ことが目標。タイピングは1分間に20文字打てれば合格ライン。

応用段階(4〜8ヶ月目)
  • Excel中級(VLOOKUP、IF関数、ピボットテーブル)
  • PowerPoint基礎(スライド作成、デザイン)
  • データ入力実務訓練(名刺データ化、アンケート集計)
  • ビジネス文書作成(議事録、報告書)
  • 10キータイピング(数字入力の高速化)

「実務で使えるスキル」を習得。ExcelのVLOOKUP関数やピボットテーブルは事務職で特に重宝されます。

実践段階(9〜12ヶ月目)
  • Excel応用(マクロ基礎、データベース機能)
  • 実際の企業データを使った演習
  • 企業実習・インターンシップ
  • ビジネスマナー総仕上げ
  • 求人票の読み方、応募書類作成

上記は順調に進んだ場合の一例です。個人差が大きく、障害特性や体調の波によってペースは異なります。タイピングだけで3ヶ月かかる方もいれば、1ヶ月でExcelまで進む方もいます。あなたのペースで進めることが最も重要です。


実際の1週間のスケジュール例

通所型(週5日通所)

時間
9:30-10:00 朝礼・体調チェック
10:00-12:00 タイピング練習+Excel基礎学習 Excel関数学習(VLOOKUP、IF) ビジネスメール作成演習 Excel応用(ピボットテーブル) ビジネスマナー講座
12:00-13:00 昼休憩
13:00-15:00 Word文書作成演習 データ入力実務訓練(名刺データ化) PowerPoint基礎/グループワーク データ入力スピード訓練 週間課題の仕上げ
15:00-15:30 個別面談・進捗確認 振り返り 進捗確認 自習・質問タイム 週次振り返り・来週の目標設定

在宅型(週3日通所・2日在宅)

時間 月(通所) 火(在宅) 水(通所) 木(在宅) 金(通所)
9:30- 朝礼・体調チェック 体調チェックフォーム送信 朝礼・前日課題レビュー 体調チェックフォーム送信 朝礼・週次振り返り
10:00-12:00 通所訓練 Excel課題(オンライン教材) 通所訓練 Zoom個別面談+タイピング練習 通所訓練
12:00-13:00 昼休憩
13:00-15:00 通所訓練 データ入力課題 通所訓練 Word文書作成課題 通所訓練
15:00- 進捗確認 進捗報告(チャット) 進捗確認 進捗報告(チャット) 来週の目標設定

在宅訓練の可否や出席扱いの条件は、事業所や自治体によって異なります。詳しくは後述の「在宅訓練・他サービス併用について」をご覧ください。


ポートフォリオ(実績資料)の構成例

データ入力・事務職の場合、「スキルチェックシート」や「実務演習記録」として整理します。

項目 内容 アピールポイント
タイピングスピード証明 e-typing、寿司打などのスコア画面キャプチャ 1分間50文字以上なら実務レベル
Excel関数スキル証明 VLOOKUP、IF、ピボットテーブルを使った課題の完成品 実務でよく使う関数を習得済みとアピール
データ入力実績 名刺データ化500件完了、正確性99%以上 処理件数と正確性を数値で示す
ビジネス文書サンプル 議事録、報告書、メール文例 ビジネス文書作成能力を証明
資格証明書 MOS(Word/Excel)、日商PC検定など 客観的なスキル証明
企業実習評価シート 実習先企業からの評価コメント 実務適性の第三者評価

これらの資料は就労移行支援の訓練中に自然と蓄積されていきます。面接時に「どんなことができますか?」と聞かれた際、具体的な数値やサンプルを示せるかどうかが採用の決め手になることも多いです。


どのくらいの期間で、何ができるようになる?

期間 習得できること
1〜3ヶ月 基本的なタイピング、Word文書作成、Excel基礎(SUM・AVERAGE関数)、ビジネスメールの型を理解
4〜6ヶ月 Excel中級関数(VLOOKUP、IF)、ピボットテーブル、データ入力実務(名刺データ化、アンケート集計)、議事録作成
7〜12ヶ月 Excel応用(マクロ基礎)、実際の企業データを使った演習、企業実習で実務経験、就職活動開始

上記は順調に進んだ場合の一例です。個人差が非常に大きく、体調の波や障害特性によってペースは異なります。「他の人と比べない」「自分のペースで着実に」が大切です。


なぜ就労移行で学ぶのか?一般スクールとの違い

項目 就労移行支援 一般PCスクール
費用 前年の世帯収入に応じて決定(多くの方が無料) 10万〜30万円
学習期間 最大2年(自分のペースで) 3〜6ヶ月(固定)
サポート体制 障害特性への配慮、メンタルケア、個別面談 技術指導のみ
就職支援 履歴書添削、面接練習、企業実習、定着支援 なし(または有料オプション)
カリキュラム 個別調整可能、実務重視 一律カリキュラム
就職後のフォロー 6ヶ月〜3年の定着支援 なし

就労移行支援の最大の強みは、「スキル習得」と「就職支援」が一体化していること。PCスキルを学ぶだけでなく、そのスキルを使って実際に就職し、職場に定着するまでのサポートが受けられます。


どんな企業に就職できる?事務職の職種と業務内容

就職先の業種・職種(傾向)

  • 一般企業の事務・総務部門(障害者雇用枠)
  • 自治体・公的機関の事務職
  • データ入力専門会社
  • コールセンターのバックオフィス業務
  • 病院・福祉施設の事務職

障害者雇用枠での事務職として就職する場合、「事務補助」「事務アシスタント」といった補助的なポジションからスタートすることが多いです。

就職後の業務内容例

  • データ入力・書類整理・ファイリング・郵便物の仕分け・簡単な伝票処理など、定型的な事務作業が中心
  • 電話応対は「なし」または「取り次ぎのみ」という配慮がされるケースが多い
  • ExcelやWordを使った簡単な資料作成、データ集計など

実際の業務は、企業の規模や部署によって大きく異なります。企業実習を通じて「自分に合った業務内容か」を確認できるのが、就労移行支援の強みです。

給与の目安

月給16万〜22万円程度の求人が目立つ印象です(地域や企業規模により大きく異なります)。勤続年数や実績に応じて昇給する企業も増えています。


資格取得・スキル証明について

  • MOS(Microsoft Office Specialist):Word、Excelの実技試験。就職活動で最も評価される資格
  • 日商PC検定:ビジネス文書作成、データ活用のスキルを証明
  • CS検定(コンピュータサービス技能評価試験):ワープロ部門、表計算部門

【重要】資格は「あると有利」ですが、「なければ就職できない」わけではありません。実務演習の実績や企業実習での評価の方が重視されるケースも多いです。事業所によっては資格受験料を補助してくれるところもあるので、確認してみてください。


データ入力・事務職に強い事業所の選び方

事業所評価チェックリスト(20点満点)

見学の際に以下の項目をチェックしてください。15点以上なら比較的適した事業所の目安です。

  • Excel中級以上(VLOOKUP、ピボットテーブル)まで学べる(2点)
  • 実務データを使った演習がある(2点)
  • タイピング練習の時間が確保されている(1点)
  • ビジネスマナー・ビジネス文書の指導がある(1点)
  • 事務職・データ入力職への就職実績が年間5名以上(3点)
  • 就職先企業名を公開している(1点)
  • 定着率(6ヶ月以上継続)が70%以上(1点)
  • 個別学習プランを作成してくれる(2点)
  • 週1回以上の個別面談がある(1点)
  • 在宅訓練に対応している(1点)
  • 就職後の定着支援が1年以上(1点)
  • 一人1台のPC環境(1点)
  • Microsoft Office最新版を使用(1点)
  • 静かな学習環境(パーテーションなど)(1点)
  • PC持ち帰り可能(自宅学習用)(1点)

IT・事務系全般の事業所選びにはITに強い事業所の選び方ガイドもあわせてご覧ください。


利用にかかる費用と条件

利用料金

住民税非課税世帯

0円

世帯収入が約300万円以下の方

月額上限 9,300円

世帯収入が約300万円以上の方

月額上限 37,200円

親の収入は含まれません。18歳以上の方は、本人と配偶者の収入のみで判定されます。上記は目安であり、制度改正等により変更となる場合がありますので、最新情報はお住まいの自治体でご確認ください。詳しくは交通費・昼食費の補助もあわせてご確認ください。

利用条件

  • 障害者手帳をお持ちの方、または医師の診断書・意見書がある方(手帳がなくても利用可能)
  • 18歳以上65歳未満の方(原則)
  • 一般企業への就職を希望される方

その他の費用

  • PC貸与:多くの事業所で無料貸与
  • 教材費:利用料に含まれる(別途徴収する事業所もあるため要確認)
  • 交通費:自己負担が基本だが、補助制度のある事業所も存在
  • 資格受験料:自己負担が基本だが、補助制度のある事業所も存在

利用開始までの流れ

1

情報収集(1週間)

インターネットや自治体の障害福祉課で事業所を検索。WAM NETで近隣の事業所を探し、気になる事業所を3〜5箇所リストアップ。

2

問い合わせ・見学予約(1週間)

電話またはメールで見学を申し込む。「データ入力・事務スキルを学びたい」と明確に伝え、複数の事業所を見学する。

3

事業所見学・体験利用(2〜4週間)

実際の訓練の様子を見学。体験利用(1日〜1週間程度)で雰囲気を確認。スタッフや他の利用者との相性をチェック。見学・体験の完全ガイドも参考にしてください。

4

利用申請(2〜4週間)

自治体の障害福祉課で受給者証を申請。医師の診断書または意見書が必要(手帳がない場合)。相談支援事業所でサービス等利用計画を作成。

5

利用開始

受給者証が発行されたら利用開始。最初の1〜2週間は慣らし期間(週2〜3日からスタートなど)。

焦らず、複数の事業所を比較検討することが大切です。全体で1〜2ヶ月程度かかります。


在宅訓練・他サービス併用について

在宅訓練

在宅訓練に対応している事業所が増加中(特にコロナ禍以降)です。完全在宅型、週1〜2日通所+在宅併用型など選択肢が広がっています。在宅訓練でも出席扱いになるケースが多く、利用料が変わらないことも一般的です。

在宅訓練での出席扱いの条件(一般的な例):

  • 朝の体調チェックフォーム送信(9:30までなど)
  • 1日4時間以上の学習
  • 夕方の進捗報告(15:00までなど)
  • 週1回のZoom面談参加

在宅訓練は、通院が多い方・体調の波が大きい方・遠方にお住まいの方に特におすすめです。

在宅訓練の可否や出席扱いの条件は事業所や自治体によって異なるため、必ず事前に確認してください。

他のサービスとの併用

就労継続支援B型との同時利用は原則として不可です(どちらかを選択)。自立訓練との併用については個別事情によって運用が異なる場合があります。詳しくは自治体の障害福祉課または相談支援事業所にご確認ください。


よくある失敗と注意点

失敗例1:「事務職」のイメージと実際の業務内容のギャップ

→ 企業実習で実際の業務を体験する。「電話応対なし」「データ入力のみ」など、自分の希望を明確に伝える。

失敗例2:タイピングが苦手なまま就職してしまった

→ 焦らず、タイピング練習に十分な時間をかける。1分間40文字以上が目安。

失敗例3:Excelの基礎しか学ばず、就職後に苦労した

→ VLOOKUP、ピボットテーブルまで習得してから就職活動を開始する。

失敗例4:在宅訓練のみで通所経験がなく、就職後に出勤が辛くなった

→ 就職前に週3日以上は通所し、生活リズムを整えておく。

体調に波がある日のタスク設計テンプレート

体調 時間 推奨タスク
◎ 絶好調 4〜6時間 Excel新しい関数の習得、実務演習、資格試験対策
○ 普通 3〜4時間 データ入力練習、Word文書作成、復習中心
△ やや不調 1〜2時間 タイピング練習(15分×4セット)、簡単な復習
× 不調 30分〜1時間 動画教材視聴、軽いタイピング練習(10分程度)
かなり不調 完全休養 スタッフに連絡して休む、無理をしない

無理は禁物です。体調が悪い日は休む、または軽いタスクのみにする。これが長く続けるコツです。スタッフに体調を正直に伝えることで、適切なサポートを受けられます。


事業所見学での質問リスト12選

見学時に以下の質問をして、自分に合った事業所かを見極めましょう。具体的な数字や事例を示してくれる事業所は信頼できます。

カリキュラムについて

  1. 「Excelはどのレベルまで学べますか?(VLOOKUP、ピボットテーブル、マクロなど)」
  2. 「タイピング練習の時間は毎日ありますか?目標スピードの設定はありますか?」
  3. 「実際の企業データを使った実務訓練はありますか?」

サポート体制について

  1. 「個別学習プランは作成してもらえますか?どのくらいの頻度で見直しますか?」
  2. 「在宅訓練には対応していますか?週何日まで在宅可能ですか?」
  3. 「体調が悪い日の対応はどうなりますか?(欠席連絡の方法、振替など)」

就職実績について

  1. 「事務職・データ入力職への就職実績は年間何名ですか?」
  2. 「主な就職先企業を教えてください(業種や規模)」
  3. 「定着率(6ヶ月以上継続)はどのくらいですか?」

設備・その他について

  1. 「PCは一人1台使えますか?自宅に持ち帰って練習できますか?」
  2. 「資格取得(MOS、日商PC検定など)の支援はありますか?受験料の補助はありますか?」
  3. 「利用開始から就職までの平均期間はどのくらいですか?」

よくある質問(FAQ)

Q 40代・50代でも事務職への就職を目指すことは可能ですか?
A 就職を目指すことは十分可能です。事務職・データ入力職は年齢よりもスキルと正確性が重視されます。ただし、一般的には30代までの方が求人の選択肢は多い傾向があります。企業実習で実力を示すことが重要です。
Q タイピングが遅いのですが、どのくらいで実務レベルになりますか?
A 個人差が大きいですが、毎日30分練習すれば3〜6ヶ月で実務レベル(1分間40〜50文字)に到達する方が多いです。焦らず、正確性を重視して練習しましょう。
Q 電話応対が苦手なのですが、事務職は難しいですか?
A 障害者雇用枠の事務職では「電話応対なし」という配慮がされるケースも多いです。企業実習や面接時に、自分の希望を明確に伝えることが重要です。
Q 資格がないと事務職への就職は難しいですか?
A 資格がなくても就職は可能です。実務演習の実績や企業実習での評価の方が重視されることもあります。
Q 他の利用者とコミュニケーションを取らなければいけませんか?
A 事業所によって雰囲気は異なりますが、基本的には個別学習中心です。グループワークがある事業所もありますが、苦手な場合は事前に相談できます。
Q 就職後、すぐに辞めたくなったらどうすればいいですか?
A 定着支援スタッフが継続的にサポートします。職場訪問や面談を通じて、企業との調整も行います。一人で抱え込まず、すぐに相談してください。

まとめ:データ入力・事務スキルで新しいキャリアを

この記事のポイント

  • データ入力・事務スキルは比較的多くの事業所で学べるが、カリキュラムの充実度には大きな差がある
  • 未経験・PC初心者でも、段階的に学べる環境が整っている
  • 障害者雇用枠での事務職求人は比較的多く、就職実績も豊富
  • 在宅訓練に対応している事業所も増えており、体調に合わせた学習が可能
  • ただし、事業所によってカリキュラムや就職支援の質に差があるため、事業所選びが最重要

データ入力や事務の仕事は、「正確性」「コツコツ続ける力」が評価される分野です。「パソコンが苦手」「自分には無理」と思っているかもしれませんが、就労移行支援を利用した多くの方が同じ不安を抱えながらスタートし、今では立派に働いています。大切なのは「自分のペースで、着実に成長すること」です。

今すぐできる3ステップ

1

情報収集(今週中)

データ入力・事務スキルのカリキュラムがある事業所をリストアップ(充実度に差があります)。WAM NETで近隣の事業所を検索し、気になる事業所のホームページをチェック。

2

見学・体験(来月中)

最低3箇所は見学して比較する。「見学質問リスト12選」を持参し、実際の訓練の様子・スタッフの対応・他の利用者の雰囲気を確認。

3

利用開始(3ヶ月以内)

自分に合った事業所を選び、自治体で受給者証を申請。無理のないペースで訓練スタート。

就労移行支援事業所を探すには

  • 全国の事業所検索:独立行政法人福祉医療機構「WAM NET(ワムネット)」
  • 求人・就職相談:厚生労働省「ハローワークインターネットサービス」

あわせて読みたい記事

PC基礎を学べる就労移行支援

データ入力・事務スキルの土台となるPCスキル。Word・Excelを一から学びたい方に参考になります。

簿記・経理を学べる就労移行支援

事務スキルと組み合わせると強い簿記・経理スキル。経理補助職を目指す方に参考になります。

ビジネスマナーを学べる就労移行支援

事務職就職に欠かせないビジネスマナー。データ入力スキルと合わせて習得すると就職に有利です。

見学・体験完全ガイド

事業所見学で何を確認すべきか、当日の流れと質問リストをまとめています。

就労移行支援の料金・自己負担

利用料の計算方法や所得区分の確認方法など、費用面の疑問をまとめて解説しています。

監修者 市原早映の写真

この記事の監修者

市原 早映(いちはら さえ)

サービス管理責任者介護職員初任者研修修了

2017年より就労移行支援・定着支援の現場で支援に従事。就労移行の立ち上げにも携わり、現在は定着支援に従事しながら就労移行支援もサポートしています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次